Google AdSenseで「要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」という注意喚起がなされました。「ads.txt ってなんだよ」と思いつつ対処した過程を報告します。参考になれば幸いです。
※本記事は2019/06/04時点の情報に基づいています。
1. 要注意 – ads.txt ファイルに~~~~
Google Adsenseにログインしてビックリしました。これですね。
収益に重大な影響が・・・
ads.txt ・・・・うーん。どっかで見たことがあるファイル名だ。
ヘルプによると
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
Googleヘルプより抜粋
認定デジタル販売者の宣言、ということか。しかし、「ads.txtは、使用することを強くおすすめします。」って、必須じゃないんかい。
まぁ、しかし「この問題を今すぐ修正してください。」とあるし、修正せざるを得ない。
2. ads.txtの作り方
作り方は簡単です。
テキストファイルで以下のものを作るだけです。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
以下の点に注意してください。
- pub-0000000000000000のところは自分のID(サイト運営者ID)に置き換えること
- UTF-8 で作ること
Googleのヘルプも参考にしてください。
3. ads.txtの配置
ads.txtは/***/public_html/に配置します。
/***/public_html/ads.txt
UTF-8であることを確認します。
ちなみにサーバーはエックスサーバーを使っています。ここに置けない人はサーバー管理会社にお問い合わせください。
4. その後
作ったのですが、AdSenseの警告はまだ消えていません。
Google のシステムでは、自動チェックにより ads.txt ファイルの新規追加や更新が検出されます。ads.txt ファイルを更新または削除した場合、変更内容が Google のシステムに反映されるまでに最大 24 時間かかりますので、あらかじめご了承ください
Google ヘルプより抜粋
24時間後にまた確認します。
2019/06/05追記
消えました。18時間後ぐらいです。
サイト運営者IDを間違ったらどうなるんだろう?広告が表示されなくなるんだろうか。念のために広告が表示されているか確認した方が良さそうですね。直後というより、24時間後だと思います。
まとめ
Google AdSenseの「この問題を今すぐ修正してください。」って、どれくらい直ぐに修正しなければならないのかわからない。ヘルプによると、使用を強く推奨しているだけで、必須とはいっていない。
とか言いながら、修正してしまう自分が情けない。
- ads.txtを作るのは簡単なのでとりあえず作っておく
- UTF-8で作る&確認する
- 作ったら広告が表示されていることを確認する