「あ、このリンク切れてた」なんてことありませんか?この Broken Link Checker はそんなリンク切れをチェックしてくれるプラグインです。入れてあげるだけで、URLや画像に対するリンク切れだけでなく、YouTubeに対するリンク切れを直ぐに見つけることができます。
1. リンク切れ
リンク設定している項目にリンク切れが起こっている場合どのように気づくことができますか?
ほとんどの場合、リンク切れに気づかずに放置になります。
特に外部リンクは自分でやっている範囲外のことですから、尚更気づくことができません。
この様なリンク切れを読者が見つけたらどうなるでしょう?そのサイトの信頼度が下がりますよね。リピーターになってくれる可能性は低くなってしまいます。
2. Broken Link Checker
Broken Link Checkerは、リンク切れのリンクを探し出して、ダッシュボードで通知してくれる機能を持ちます。
ダッシュボードには以下のようなボックスが表示されます。
この場合、1個のリンクエラーがあったことを示します。まだ340個作業キューに残っていますね。
この「1個のリンクエラーを発見しました」をクリックすると以下の画面に移動します。
404でリンクが切れています。
直接編集してもいいですが、実際無理だと思うので、右側に表示されている(画像には無い)記事に飛んで編集することになると思います。
3. Broken Link Checkerのインストール/有効化
WordPressのプラグインとしてインストールできます。
ダッシュボード>プラグイン>新規追加
”Broken Link”でキーワード検索をかけると見つかります。
見つかったら右上の”インストール”ボタンを押下、インストールが終わったら”有効化”ボタンを押下で終わりです。
4. Broken Link Checkerの設定
Broken Link Checkerの設定について書いていきます。
4.1. 一般
「各リンクをチェック」する頻度です。3日に1回設定するようになっています。ここの値はもっと大きくてもいいと思います。168時間(1週間)とか。
メールで通知のチェックボックスは外しています。好みで入れてください。
「リンクの調整」も好みなのですが、私は自動で記事に手をつけられるのが怖いので全てのチェックを外しています。
「提案」はリンク切れに代わるリンクを提案してくれる機能のようですが、特に必要ないので外しています。
4.2. 含まれているリンクを探す
「含まれているリンクを探す」範囲ですが固定ページと投稿で良いでしょう。
「投稿のステータス」は「公開済み」とお試しで、「下書き」にもチェックしています。
4.3. チェックするリンクの種類
「リンクの種類」は「HTMLリンク」と「HTML画像」が必須です。他のチェックは必要に応じて入れてください。画像ではテスト的な意味も込めて「プレーンテキストのURL」、「埋め込まれたYouTube動画(古いembedコード)」もチェックしています。
4.4. プロトコル&API
「リンクのチェック手段」は「基本的なHTTP」が必須で後は必要に応じてチェックしてください。
4.5. 高度な設定
「タイムアウト」は30秒になっています。これで、必要以上にリンクエラーが出てしまうようでしたら伸ばしてください。
「リンクモニター」はサーバーに少しでも負荷をかけたくなければ外してください。微々たるものだ思います。
「ダッシュボートのウィジェットを表示」は適宜設定してください。
「リンクに表示する操作」は取り合えずデフォルトのままで良いと思います。
「最大実行時間」はデフォルト420秒です。初回はどんなに時間がかかってもやるようです。次回以降、時間が掛かるようでしたらこの値を伸ばしてください。
「サーバー負荷の制限」は何の負荷を言っているかわかりませんが、多分CPUの負荷だと思います。この負荷を下げてあげれば、サーバーにかかる負荷を軽減してあげることができます。
「リソース使用率の目標値」は(これも何を言っているかわからないのですが)多分メモリの事かと思います。これも下げてあげれば、サーバーの負担を減らしてあげることが出来ると思いますが、極端に下げるとそれはそれで良くないのかもしれません。
「ログの保存」は取る必要が無いのでチェックを外しています。
「再確認」はこのボタンを押すと1から検索が始まります。はまとりねっとですら数時間かかります。余程の理由が無い限り押すことはないでしょう。
まとめ
Broken Link Checkerは必須だと思います。
しかし、ちょっと重すぎるかな。運用は注意しなければなりませんね。
「各リンクのチェック」が時間指定できれば、いいんですけどね。平日深夜とか。普段、停止にしといて、手動で起動するとかしたらいいかもしれません。
- Broken Link Checkerは必須のプラグイン
- 運用上、重いので注意