かちゅーゆ(かちゅー湯)って聞いたことありますか?”かちゅー”はカツオ、それに”湯”を足して”かちゅーゆ”です。カツオは花かつおのような大判の鰹節が適しています。また、少し醤油を入れて塩味を足したりもします。沖縄では古くから家庭で楽しまれている簡単スープです。
1. 簡単で美味しい
基本のかちゅーゆは、お椀いっぱいに鰹節を入れて、そこにお湯を注ぐだけです。普通にだし汁ですね。
これにアレンジを加えて、自分の好きな味を作れるのが醍醐味といえます。
家庭によって色々あるようですので、”普通のかちゅーゆ”ってのはありません。
いくつかご紹介していきます。(”はまとり流”ですけど)
2. はまとり流 かちゅーゆレシピ
にんにく かちゅーゆ
沖縄の方に作っていただきましたが、なんとにんにくのスライスを入れていきます。
にんにくの香りがたまらない。そして元気がでてくるような感じがします。
(私はにんにく大好きなのですけど)
材料
- 鰹節
- ニンニクスライス(お好みにより、私は7、8枚)
- 醤油(軽く色がつくぐらい)
醤油の代わりに味噌でもいいですね!
味噌 かちゅーゆ
私はこれが定番です。
沖縄では麦みそを使うようですが、私は普通の合わせみそでやっています。赤味噌でも白味噌でもそれぞれの味わいが出てよいと思います。
材料
- 鰹節
- 味噌(小さじ一杯程度、お好みで)
梅 かちゅーゆ
これも良く作ります。私は味噌も入れるのですが、味噌を入れなくてもOKです。
梅の風味でさっぱりと。暑いときには最適です。
材料
- 鰹節
- 梅干し(大粒を半分~1個)
- 味噌(小さじ一杯程度、お好みで)
3. かちゅーゆに合う食材とは?
そのまま、もしくは熱を加えれば食べられるものなら何でも合うような感じです。私が試したものを
◎長ネギ(どんなパターンでも合う、ほかに何入れてもいい)
◎ゴマ(どんなパターンでも合う、ほかに何入れてもいい)
◎とろろ昆布(少し塩っ辛くなりやすい、でも大体合います)
〇岩のり(少量ならアクセントになる)
〇たまご(これはずるいかな?合うにきまってる)
△しょうが(寿司のガリを入れてみたんですが、そもそも私はガリが好きじゃなかった)
4. 出汁をとった鰹節は捨てないのか?
一般的には出汁をとった鰹節はこしていきます。
かちゅーゆを作る際に鍋でまとめて作って、こしてから・・・というやり方もあるのですが、私は直接お椀に鰹節を入れて、そのまま鰹節を食べることをおすすめします。
普通の料理の基本を守ったらかちゅーゆの手軽さやダイレクトな味わいが消えてしまうからです。
5. ダイエットにおすすめ
かちゅーゆはダイエットにとても向いています。
基本的な材料は鰹節とお湯。カロリーはとても低く、あらゆるダイエットに向いているスープと言えます。そして温かい飲み物は空腹を和らげてくれるのです。また、ダイエット中は水分が不足しがちですので、かちゅーゆはとても良いのです。
かちゅーゆはちょっとアクセントを加えるだけで様々な味わいに変わります。これも偏向しそうなダイエット食に対応する良い点と言えます。
6. 夏バテ/二日酔い にもおすすめ
夏バテには”塩分”+”水分”が必要です。
醤油や味噌が加えられたかちゅーゆはまさに夏バテの特効薬と言っても過言ではないでしょう。
また二日酔いに対しても水分補給はとても良い対応方法です。そして、梅、ゴマなどを足すことで更に効果が期待できます。
まとめ
もう私の生活には欠かせない”かちゅーゆ”をご紹介させていただきました。
皆様もオリジナルかちゅーゆを作ってみてはいかがでしょうか?