WordPress環境で、自分の投稿にリンクを張っている投稿をすると勝手にコメントがついたりしませんか?いままでは一つ一つ手で削除していたのですが、面倒になり調べました。どうやら、WordPressの機能のようです。問題解決したので、簡単に説明します。
2017/08/25 用語修正、追記などしました。
勝手にコメントされているのはバグか?
バグではありません。
この機能自体は”(自動)ピンバック”という機能で、投稿にリンクを入れると直接コメントを入れに行くWordPressの機能のようです。
私は”はまとりねっとについて”という固定ページに「投稿にリンクするならばコメント入れてください」という内容を入れていますが、まさにこれを実現してくれる機能ですね。(トラックバックみたいなものかと)
対処方法は?
方法は2つあります。
- 自サイトへのリンクはスラッグを使う
- ”No Self Pings”プラグインを入れる
1. 自サイトへのリンクはスラッグを使う
なんというか、おそらくWordPressの使い方として自サイトへのリンクに”http(s)://<ドメイン名>”は書かない前提なのですね。
例えばこの投稿の場合は
”https://hamatori.net/2017/07/wordpress-no-self-pings/”
ですが、
”/2017/07/wordpress-no-self-pings/”
でリンクを作ればよいのです。私は今まで、前者のようにhttpsから記述していました。後者ようにリンクを作成しても、実際の投稿ページでは”https://”から始まるリンクとして登録されます。
こちらが正攻法だと思います。
しかし、ブログカードの場合、スラッグの方法が通用しません。ブログカードを使用する場合(というか、使いますよね)は、続く”No Self Pings”プラグインを使用するとよいです。
2. ”No Self Pings”プラグインを入れる
”No Self Pings”はとても単純で、プラグインを入れて有効化することで、自サイトの場合はコメントを入れに行かなくなります。
簡単にインストール手順を書いておきます。
No Self Pingsのインストール
”ダッシュボード”>”プラグイン”>”新規追加” で、キーワードに”No Self Pings”を入れます。
No Self Pingsが見つかりますので、”今すぐインストール”ボタンを押下します。
インストールが終わるとボタンが”有効化”ボタンに変わるので、”有効化”ボタンを押下します。
これだけです。
例のごとくですが、”お使いのバージョンのWordPressではテストされていません”がでています。
No Self Pingのバージョンは0.2、私の環境はWordPress4.8.1ですが、うまく動いています。
まとめ
欠陥ではないのでしょうが、セルフピンバックはかなり厄介です。
スラッグでリンクを作る方法で全て回避できれば良いのですが、ブログカードを使うと回避できない問題があります。
ピンバックを全て停止してしまうか、テーマを直すか、No Self Pingsを入れるか、3択です。
ピンバックを全て停止してしまうのは本末転倒なので、実質はテーマ直しか、No Self Pingsを使うかの2択です。
2017/08/25現在は、内部テキストリンクはスラッグの方法で対応して、ブログカードを使う場合はコメントを手で消しています。
面倒くさくなったら、No Self Pingsを有効化しそうな気がします。No Self Pingsの性質上、保存時には負荷がかかるかもしれませんが、訪問者が閲覧することで負荷がかかることは無いので、あまり悪影響もなさそうなのですよね。
そして「あまり考えずにNo Self Pingsを有効化すればいい」というのが結論になるのだと思います。