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【AMP】Google Analyticsに表示されるusqp=mq331の意味は何?

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AMP対応をして、Google Analyticsを確認するとURLの語尾にusqp=mq331xxxが付いたアクセスを確認できます。このアクセスはいったい何なのか最初は困惑しました。調べてみて、スパム系のアクセスではないとわかって、安心した方もおられるのではないでしょうか?私もその一人です。そこでもう少し調べてみました。

※2017年10月時点に調べた内容になります。

1. usqp=mq331xxxxとは?

AMPページへのアクセスはそのほとんどがOrganic検索からの流入です。他はほぼDirectですが、一部referralもあるようです。

Organic検索もほぼGoogle検索ですが、Yahoo検索もいつの間にかAMP対応していました。私はAMPページが出ている記憶がないのですが、実際にYahoo検索からのアクセスもあります。

Yahoo検索は2017年3月からのようですね。

Google Analyticsの(参照)ページにはこのように表示されます。

/<URL>/amp/?usqp=mq331AQECAAYAA==

これにはバリエーションがあり、mq331以降は複数のパターンがあります。(2017年10月以降です。2017年9月以前は1パターンでした。)

直近のAMPアクセス1000件では以下の6種類を確認しています。

usqp=mq331AQCCAE=
usqp=mq331AQECAAYAA==
usqp=mq331AQECAEgAQ==
usqp=mq331AQECAEYAQ==
usqp=mq331AQGCAAYACAB
usqp=mq331AQGCAEYASAB

ただ、Organicでも、/amp/で終わる(つまり”usqp=mq331xxxx”の付与が無い)パターンも存在しています。また、更に&amp_liteが追加で付与されているものがあります。

2. 調べて分かったこと

いくつかわかったことを説明していきます。

2.1. スパムではない

これはスパムのアクセスではないということは間接的にAMPプロジェクトの人がTwitterで言っています

Yep. It is an AB test. Specifically for a part of the “twice as fast” that this article here refers to

引用元:Twtter Malte UblさんのTweet

つまりはテスト用のコードということですね。

対象としている記事は2017年5月のAMPの速度改善についてですが、少なくともその当時はテスト用のコードであったことは間違いなさそうです。

2.2. 時期による違い

9月の時点ではmq331AQCCAEのパターンしか存在せず、それ以外のパターンは10月以降に見つかっています。mq331AQCCAEは上述のテスト用のコードと思われるので、これは速度改善に関わるものと考えられます。

2017年10月以降のパターンの変更に関しては、あまり情報元が無いのですが、以下のリンク先が少し説明してくれています。(スペイン語)

2017年10月からは新しいパターン(mq331AQECAA)に変更したようなことが書かれていますが、実際のところはmq331AQCCAEのパターンも10月にあります。

2.3. 端末の違いではない

iPhoneとAndroidの端末からアクセスを確認しましたが、両方とも”mq331AQECAAYAA==”の結果が出ました。

単純に端末のOSを見て出しているわけではないようです。

2.4. ブラウザの違いではない

同一端末で複数のブラウザから試してみましたが、両方とも”mq331AQECAAYAA==”の結果がでました。

ブラウザの種類を見て出しているわけではないようです。

2.5. 検索エンジンの違いではない

最初はGoogle検索とYahoo検索で仕分けしているのかと思いましたが、どちらも同じパターンが見られます。

検索エンジンの種類を見て出しているわけではないようです。

3. 想像(妄想)してみる

上述の結果からは環境の違いで出力しているような感じは全くしません。つまりは、AMPの仕組み自体へのテストだと思いました。

AMP表示はWebサーバーから表示しているパターンとキャッシュから表示しているパターンがあります。特にキャッシュしているパターンでより速く出力するパターンを試しているのではないかと思いました。

しかし、10月のアクセスを確認してみると9割程度が”mq331AQECAAYAA==”のパターンなので、外れているような気もします。キャッシュ無しの場合とキャッシュ有りの場合で異なるのかもしれません。これは確認の仕方がわからないのでやっていません。(一応キャッシュはクリアできるっぽぃのですが)

まとめ

結局、なんなのかわからなかったのですが、少なくとも悪さをするものではなくて、Googleのテスト用のオプションのようなものだということでした。そして今後も種類が変わって来るはずです。

  • 以前は”mq331AQCCAE=”の1種類だった(2017年9月以前)
  • mq331xxxには複数のパターンが存在する(2017年10月以降)
  • mq331xxxはGoogleのテスト用のオプションである
  • 接続環境ではなく、AMPの仕組みに対するテストである(多分)
  • 気にしなくていい

時間かかった割に、大した結論を得られませんでした。我々ユーザーが気にしなければならないものではありませんね。

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