便秘の種類が「直腸性便秘」だろうと思い書いています。とてもきつい状況だと思いますが、頑張って乗り切りましょう。本稿には、私の経験を元に「直腸性便秘とは何か」~「私の対応策」までを記載しています。少しでも参考になれば幸いです。
※医学的にみると違うことを書いているかもしれません。あくまで私の体験を元に記載しているので、ご了承ください。
1. 直腸性便秘とは何か?
便秘には原因が分かるものと分からないものがあります。
原因が分かるものは、例えば大腸がん、薬の服用などがあげられます。物理的に腸が閉じてしまっていたりすると当然便が通らないので便秘になるということです。薬の服用というのはなんらかの薬を飲んで、その影響により便秘になるものです。
原因が分からないものは、生活習慣から来るものです。ほとんどの便秘はこちらです。弛緩性便秘、痙攣性便秘、そして直腸性便秘がこれにあたります。
弛緩性便秘は大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が正しく働かず、便が押し出されません。
痙攣性便秘では大腸が痙攣して委縮し、便が正しく進まないことがあります。
直腸性便秘は直腸の神経が鈍くなり、便が直腸まで来ているのに便意が無いという状態が続き、便が硬質化してしまう症状です。つまりは固い便が蓋をしてしまう感じになります。
2. 直腸性便秘の症状
これは実際に私が経験したものです。
大便をしようと思いトイレに行きます。この時はそれほど便意はありません。
便をしようと踏ん張りますが、固くてでません。30分~60分粘ってもでないのです。単純に肛門のサイズより便のサイズの方が大きく、便が変形できないほど硬いので出ないというわけです。
しかし、この時点で便意はMAXでトイレから出られない状態になります。
状況としては肛門が広がって、便が一部出てきているような感じです。
次第に腹筋をはじめとした体の筋肉が疲れで動かなくなります。手足が痺れてきます。そして、貧血のような症状になります。
非常に困った状態です。
3. 対応策は?
(一般論)水溶性の食物繊維、水を取りましょう。
(一般論)決まった時間にトイレに行く習慣を付けましょう。
こういったところで、前述のような状態に追い込まれている方は今更どうしようもないですよね。。。
4. 追い込まれている方へ(私の対応策)
困った状態から抜け出すには便を出すしかありません。
体の力を使い切ったままいくらうんうん唸ってもでないものはでません。ここで試してほしいのは立ち上がることです。
立ち上がり、出来れば歩いてみましょう。立ち上がることには、体力の回復と便の形を変える意味があります。立ち上がるだけで、不思議と体力が回復するのです。
便意が来ているとは思いますが、少し落ち着いたタイミングで立ち上がります。そして、次の波が来るまで立っています。次の波が来たら、トイレに座って力みます。
運が良ければこれで出ます。
2,3回ぐらいトライしましょう。
この時間を置くと言うのは結構幅があります。短ければ5分ですし、長ければ数時間です。その間、便が肛門付近にあることを感じながら過ごすのですから、これも結構辛いですね。
5. それでも出ない場合
それでも出ない場合は、救急車を呼ぶことを考えてください。
便が出なくて救急車を呼ぶ方は結構いるそうです。
まとめ
便秘は本当に厄介です。
貴重な時間が失われるだけでなく、本当に苦しいのです。これはこういう状況に陥らないと分かれないかもしれません。
- 便が出ない時は一旦立ち上がって、次の波を待つ。
- 救急車を呼ぶことを頭に入れる。
二度と便秘になるか!と思っても便秘になります。。。