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【iPhone8】何が良くなったのか? 購入前の最後の下調べ

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いよいよ、iPhone8の発売がやってきます。私は買う気マンマンですが、あまりに期待外れだったら残念なので、念のために購入前の最後の下調べをしました。しかし、何が変わったのかをみてみようとすると結構難解でした。自分の為に調べたのですが、せっかくなので投稿にしました。購入しようとしている方には参考になると思います。

調べる前の印象ではiPhone8はiPhone7からあまり変わっていないような感じがしていました。iPhoneXともなれば、見た目から何から全然違いそうなのですけれど。

しかし、私にとっては、iPhoneX/iPhone8 plusはサイズが大きすぎるので、最初から除外しています。

基本スペック(変わっているところだけ)

スペックだけ見ていきます。全部書くのは面倒なので、違うところだけまとめます。

iPhone8 iPhone7
カラー 3色 5色
容量 64GB/256GB 32GB/128GB
サイズ(mm) 138.4×67.3×7.3 138.3×67.1×7.1
重さ(g) 148 138
チップ A11 Bionicチップ

ニューラルエンジン

組み込み型M11モーションコアプロセッサ

A10 Fusionチップ

(ニューラルエンジン無し)

組み込み型M10モーションコアプロセッサ

カメラ スローシンクロ (左記対応無し)
ビデオ 4K(24/30/60fps) 4K(30fps)
NFC リーダーモード対応NFC NFC
ビデオ再生 Dolby Vision、HDR10コンテンツ対応 (左記対応無し)
充電 30分で50%充電(高速充電)

ワイヤレス充電

(左記対応無し)

多少抜けているかもしれませんが、だいたいは入っていると思います。こう見ると、充電に関しては輝いていますが、他は今一つに見えてしまいますね。

容量

64GBが標準サイズになるということで、ほとんどの方はこれで問題ないのだと思います。32GBモデルを出したところで、容量不足をおこして評判が悪くなりそうな気がするので、良いことだと思います。

動画を撮ることを念頭に置くと256GB欲しい感じになるでしょう。

iPhone7からの移行組は32GBなら64GB、128GBなら256GBを購入しないといけません。128GBを使っている方は、容量確認して64GBにしても良いかもしれませんね。

追記@2016/09/24

私は256GBを買いました。

サイズ/重さ/カラー

サイズと重さはiPhone7の方が小さく軽い。重さにいたっては、iPhone6より重い。これは残念ですね。

しかし、最初はやや重たく感じるかもしれませんが、しばらくしたら慣れるでしょう。

色はiPhone7の方が種類が多いです。しかし、私の場合シンプルな色があればOKなので、特に問題ありません。後から新しい色が出ることはあり得ますね。

スペースグレイはiPhone7のブラックに近い色に見えます。これはメーカーのページでご覧ください。

iPhone X、iPhone 8 Plus、iPhone 8など、iPhoneのすべてのモデルの仕様を比較できます。
iPhone - モデルを比較する - Apple

余談ですが、このAppleのホームページにある比較ビューは見やすくて良いですね。iPhone6S以降からですが、携帯の分野に詳しい方は参考になると思います。

チップ

iPhone8はA11 Bionicチップで当然iPhone7より速いはずです。

より高速なCPUA11 Bionic、登場。4つの効率コアはA10 Fusionより最大70パーセント高速。
2つの性能コアは最大25パーセント高速です。

引用元:Apple公式 iPhone8

うん。何言っているかさっぱりわからない。

Appleはこういうの多いですよね。そこで専門サイトのブログを拝見してみました

iOS 11 GMのリークは9月12日の発表イベントを前にして新型iPhoneの秘密を次々とさらけ出してしまっています。今回みつかったのは、iPhone Xに搭載されるプロセッサーが6コアモデルであるという内容です。Longhornと名乗るTwitterユーザーのツイートによると、iPhone X(とおそらくiP...
iPhone Xは6コアプロセッサー搭載、高性能「Monsoon」x2、高効率「Mistral」x4。RAMは3... - Engadget JP

結局よくわかりませんが、iPhone7のA10 Fusionでは効率コア2、性能コア2の4コアだったようです。

ここから推測するにそれぞれの種類のコアは得意分野が違っていて、得意分野ごとに切り替えて使われると思われます。しかし、これでは性能がどうなったのかはわかりません

こういうのは海外の方が詳しい。

The data trove unearthed by the near-final version of iOS 11 continues to bear fruit, with the latest gleaned data suggesting that the 'A11 Fusion' processor expected to be in the iPhone X has two cores for intensive processing needs, and four high-efficiency cores.
'A11 Fusion' in iPhone X appears to be a six core processor, accord... - AppleInsider

ざくっとピックアップすると効率コアというのは省電力のコアで、性能コアというのはハイパフォーマンスのコアということらしいです。性能コアがメインということですね。

メインのタスクはハイパフォーマンスの性能コアを使い、他を効率コアで補うことで、電池の消耗を防ぐようなことと思われます。

電池の持ちはiPhone7、iPhone8で同等なので、このコアの仕組みによって、同程度の駆動時間を確保しているのでしょう。特に省電力コアの性能がアップしているので、何気ない操作などがスムーズに動くようになると思われます。

CPUトータルで見ると25%増のパフォーマンス(性能コアの差)に+αした速度が期待できるということでしょうか。決して70%アップしている効率コアはメインではないので、「70%アップしてる」と勘違いしないようにしたいです。

ニューラルエンジン

ニューラルエンジンは、AIに対応するチップのようです。

毎秒最大6,000億の演算処理ができるニューラルエンジンを搭載しています。

引用元:Apple公式iPhoneX

うん。やっぱりわかりません。

もう一度海外へ・・・

Apple fires the first shot in a war over mobile-phone chips with a 'neural engine' designed to speed speech, image processing.
Apple’s ‘Neural Engine’ Infuses the iPhone With AI Smarts - WIRED

ざっくりみてみると、識別する機能に有効のようです。ここでは「犬」という単語で写真を検索するような話になっています。画像認識するのに適した機能と思われますので、顔認識、指紋認証などに使われているはずです。

ユーザーから見た表面上のところでは、アルバム検索や指紋認証の精度に良い影響がありそうです。他に”TrueDepthカメラ”にも使われていそうですね。これがあれば仮に同じカメラ性能であっても良い写真が撮れることになります。

後述していますが、3D/ARのゲームにもこの機能が存分に使われそうです。

スローシンクロ

ようやくわかりそうなものがでてきました。

スローシンクロの撮影は、一般のデジカメにもありますね。夜間の撮影に使うようなものです。つまり夜の撮影に強くなるということですね。これは単純にプラスです。

高速充電/ワイヤレス充電

単純に30分で50%はうれしいですね。

最近は充電用の電池を持ちあることも増えているので、必ずしも充電が問題にならなくなってきていますが、さくっと充電できる嬉しさはあります。

そして、私がiPhone8に一番期待しているのはワイヤレス充電だったりします。Lightning刺さなくて良いっていうのはいいですよね。

ちなみにワイヤレスのマットは別売りです。ただQiワイヤレスマットはすでに販売しているワイヤレス充電の携帯と同じものなので、手に入らないということはないですし、選択肢もあると思います。

その他

上記の基本スペック以外のところで目立つものです。

ガラス素材

iPhone8の外側の素材がガラスになっています。

前面と背面は、これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスで作られています。色を合わせたフレームは、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウム製です。スペースグレイ、シルバー、ゴールド。
新しい3つの仕上げを用意しました。

引用元:Apple公式 iPhone8

サイトで見る限り、見た目はかなり美しく見えます。ゴールドは少しピンクがかっているようにも見えますね。これはガラスの光沢のせいなのか、実際にそうなのか、実物をみたいところです。(私はシルバーがほしいですが)

追記@2017/09/24

やっぱりゴールドはピンクがかっているように見えました。

 

True Tone

どんな環境でも、あなたの目により優れた体験を。True Toneテクノロジーが、周囲の光に合わせてホワイトバランスを自動的に調整します。

引用元:Apple公式 iPhone8

True Toneテクノロジーとなっていますが、採用されているのはTrue Toneディスプレイという表現になっています。これはiPhone7には無い機構で、ホワイトバランスを調整して、より自然に近い形で見せてくれるそうです。

さらに、目の疲れを軽減するとのことなので、iPhone8のアドバンテージであることは間違いなさそうです。ただ、iPhone7もそれなりに綺麗なので、実際わかるレベルとは思えないですね。しかし、疲れに関してはじわっとくるものなので、きっと良い効果があるのだと思います。

ゲーム推し

A11 Bionicのページを見ていただくとわかるのですが、ゲーム推しです。

A11 BionicのGPUは、こうした臨場感あふれる新しい3DゲームとAR体験のために最適化されています。

引用元:公式 A11 Bionic

私自身ゲーム大好きなので、期待したいところです。特に3DゲームとARについて最適化しているといっています。確かに、最近3D、ARは流行りですが、Appleでピンとくるものが無いです。何か新しいことを考えているのか??

と思ったら、ARKitというのを出していて、仮想空間の世界を作れるようにしてました。

確かにすごいかも。

まとめ

結局、サイズと重さ以外iPhone8はよさそうという結果でした。特にカメラ関係は良くなりそうです。

  • チップの速度は70%あがるというより25%+αであがる
  • カメラやビデオの性能アップはかなり期待できそう
  • 高速充電/ワイヤレス充電は素直に嬉しい
  • 近い将来3D/ARのゲームが楽しめそう

とはいえ、iPhone7もそれなりに良い機種です。iPhone8より小さく軽いのがアドバンテージです。現在の速度、カメラに不満が無いのであればそのまま使い続けるのもありだと思います。

iPhone6(s)の方は乗り換え時ですね。

使った結果、カメラは良かったです。

iPhone8を購入しました!!懐は寒くなりましたが、ちょっとした興奮で熱くなっております。レビューというのはおこがましいので、使った感想をお伝えしたいと思います。タイトル通り「カメラが凄い!」というのが印象としては強かったです。※本投稿は2017年9月時点で1日半使った後の感想になります。購入したiPhone8購入したiPhone8は256GB、シルバーです。入っているものはいつも通りです。特に目新しいものはありません。iPhone8の写真はiPhone8では撮れないのが残念でした。iPhone8の機能的な点はこちらのプレビューをご覧ください...
【iPhone8】使った感想。カメラが凄い! - はまとりねっと
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