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アイスコーヒーはインスタントが簡単でおいしい

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夏はアイスコーヒーがとてもおいしいです。一般的にコーヒーはドリップの方がおいしいことになっていますが、アイスコーヒーの場合はインスタントコーヒーの方が簡単においしく作れると(個人的に)思っています。ドリップでもおいしく作れると思うのですが、ちょっと工夫と技術がいりますね。本稿では”はまとり流”のアイスコーヒーの作り方を説明していきます。

※私の考えるおいしいアイスコーヒーなので、「それは違う」とかマジ突っ込みは止めてくださいね。

1. アイスコーヒーの3つの作り方

基本的なところではこの3点だと思います。

  • 氷を入れたグラスに熱いドリップコーヒー注ぐ
  • インスタントコーヒーを水で溶かして氷を入れる
  • 水出しコーヒーに氷を入れる

どれも正解で、どれもおいしく作れると思います。

種類に関しては歴史を紐解くとかなり奥深いようです。

Wikipedia アイスコーヒー

2. どの作り方が”簡単でおいしい”のか?

普段、ちょくちょく飲むことを考えると「簡単」というのがとても大事です。

簡単というところではダントツでインスタントコーヒーでしょう。簡単さはドリップ、水出しと続きます。

ドリップも最近はパックなどあるので手軽になりました。しかしながら、アイスコーヒーはドリップパックではおいしく作れないのです。

アイスコーヒーには濃さの問題があります。ドリップコーヒーで濃さを出すには豆の量を多めにしてお湯の量を少なめに(ゆっくりと)する必要があります。目標は1.5倍~2倍ぐらい濃く入れるイメージですね。つまり、豆の量を調整できないドリップパックではおいしいアイスコーヒーは淹れられないのです。

言い方を変えれば、ドリップは淹れ方さえ変えればおいしくなるということになります。でも、素人の私たちには難しすぎると思います。ホットだって毎回おいしくいれられないのに。(汗)

水だしコーヒーは時間が掛かりすぎるのがネックです。何時間もかかりますからね。飲みたい時にすぐ作れないのは「暑い夏に飲む」ことを考えるとマイナスです。作り置きしてもやっぱり味は落ちるものです。水出しはコーヒー屋さんか、時間がある程度よめるおやつの時がいいですかね。いずれにしても手軽とは言い難いです。

そんなわけで、インスタントをお勧めするのです。

最近のインスタントコーヒーは水にもさらっと溶けます。もちろん濃さの調整も自由自在です。私たちのような素人が安定しておいしくいれられるのはインスタントコーヒーだと思います。

3.インスタントでいれるアイスコーヒーのポイント

まずはおいしい水とおいしい砂糖とおいしい牛乳と高級なインスタントコーヒーを・・・というのはちょっとおいときます。それでおいしくなるのは当たり前なので。

ただ、水と氷だけはおいしい水を使いたいところです。冷たい飲み物は水の味がストレートに出てしまうのですよね。

3.1. 道具

まず、道具として準備したいものが1点だけ。

是非「真空断熱タンブラー」を使ってほしいです。

アイスコーヒーの弱点は時間がたつと氷がとけて薄くなる(おいしくなくなる)ことです。真空断熱タンブラーを使うことで、氷が溶ける時間をかなり遅らせることができます。

できれば、口が細いタイプが良いですね。細長なものが良いです。口が狭くなればなるほど、温度が保たれるからです。

真空断熱タンブラーは流行り始めてから10年ぐらいは経っていると思いますが、使っておられない方も多いと思います。電子レンジを使えないのが難点ですよね。しかし、その効果は絶大です。

こういう縦長のがベストです。縦長のやつなら1時間以上は冷えたままです。(蓋は要りません)
サーモス 真空断熱タンブラー 420ml ステンレス JDE-420

こういうのはダメですね。(背の低いやつ)それでも効果はあります。
能作 ドラえもんタンブラー【ドラえもんシリーズ】〔錫100%〕 600240

3.2. インスタントコーヒーの量

ホットをいれるつもりで考えて、1.1~1.2倍が目安です。

これは氷で溶ける分を換算してではなくて、普通に濃く作った方が良いという意味です。アイスコーヒーだとホットよりも香りがでないので、少し濃くして香りを出そうという狙いです。

ただし、人の味覚は冷たくすることで苦味が強くなりますので、苦いのが苦手な方は逆に薄くするとよいと思います。

3.3. 砂糖の量

アイスコーヒーの砂糖は多めに入れます。砂糖は元の好みもかなり幅があるので、何倍という言い方は控えますが、苦味と違って甘味は冷たくすることで感じにくくなるので、多く入れるとバランスが良いのです。

健康を考えた場合、おいしいアイスコーヒーというのは糖分を取りすぎることにつながるので、十分注意してください。

元々ブラックが好きな方もアイスコーヒーの場合だけ砂糖を入れるのはありだと思います。これはホットコーヒーよりも苦味が強いからという意味です。

最近の砂糖は良く溶けるものが多いので、必ずしもガムシロップでなくても良いと思います。私は普通の砂糖を使っています。

3.4. 牛乳の量

牛乳も多めに入れます。

砂糖同様に好みによって元々入れる量に幅があると思うので、何倍という表現はしませんが、多く入れることで苦味をうまく逃がしてくれます。特に砂糖を多く入れるのが嫌な方は牛乳を多めにしましょう。

コーヒーフレッシュみたいなポーションは冷たいとうまく溶けていかないものもありますので、牛乳を使うことをおすすめします。

3.5. 淹れ方

材料が揃ったので、アイスコーヒーをいれていきます。

手順としては以下のようになります。

  1. タンブラーにコーヒーと砂糖をいれる
  2. 水を1/3程度いれる
  3. 牛乳をいれる
  4. コーヒー、砂糖が溶けるまでよくかき混ぜる
  5. 氷を数個入れる
  6. よくかき混ぜる
  7. 氷を数個入れる
  8. よくかき混ぜる
  9. 氷を数個入れる
  10. 軽くかき混ぜる

ポイントは氷を何回かに分けて入れて、よくかき混ぜることです。氷を一度に入れるとかき混ぜにくくなり、コーヒーがなかなか冷えてくれません。その状態で完成にしてしまうと、アイスコーヒーに有りがちな水が表面に浮いた状態になります。

喫茶店でよくある「最後に氷を入れて完成」というのは、私からするとあまりよろしくないのです。

氷が溶けにくくなるまでかき混ぜて、真空断熱タンブラーの力で、冷たい状態を保つのです。そうすることにより、完成後に氷が溶けにくくなり、おいしい状態が続きます

まとめ

まぁ、こういう話をすると結構ばかにされるのですが、私はマジメに言ってます。(苦)

全然違うのですよ。本当に。

  • 真空断熱タンブラーを使う
  • 砂糖、牛乳は多めにいれる
  • よく冷えるまでしっかりとかき混ぜる

是非、実践してみてください。

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